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面接対策、小論文対策の第4弾「医療崩壊・医師不足・偏在」です。受験生の皆さんそれぞれが医療の崩壊・医師不足・偏在に対する考えを固める時に、お役に立てると何よりです。
このページは、勤務医委員会答申の、「医師不足、偏在の是正を図るための方策~勤務医の労働環境(過重労働)を改善するために~」を参考にしました。

医師不足と医療の崩壊

Q.医療の崩壊とは
A.様々な社会的背景が原因で、医師のモチベーションが低下したり、病院経営が悪化したりする。その結果、医療が成り立たなくなること。

医師不足についての基礎知識

Q.日本の医療費はどれくらいか?
A.医療費の対GDP比は、先進国の中では最も低かった。2013年は10%くらいで8位。

Q.医師数は?
A.人口1000人あたり約2人。一方、OECD平均は3.1人。14万人くらい不足している。

医師不足の原因と対策

Q.医師不足の原因
A.医療費抑制政策
医学部入学定員数の削減
医療が専門化、細分化したこと
給与水準や勤務環境が低く、労働に見合わないこと
医療訴訟が増加したり、患者の期待が高まりすぎていること
医師臨床研修制度
女性医師が働く環境が整備できていないこと
など。

Q.医療費抑制政策とは?
A.1970年代、高度経済成長の終わりの時期、医療費は増加する一方、GDPは上昇が止まっていった。それ以来、医療費抑制政策で医療費を減らす対策をした。

Q.医学部入学定員数の削減
A.医学部の定員は1980年代に8000人を超えたが、医療費抑制政策を受けて医師数抑制閣議決定」が出され、徐々に削減されていった。2007年には7600人程度にまで減った。

Q.医療の専門化・細分化はなぜ医師不足をもたらすのか?
A.様々な医療に関する法律や専門医制度により、専門化が進んだ。その結果、1人の患者に何人もの医師が関わらなければならなくなった。それにより医師の必要数が増すため、医師不足に拍車をかけている。

Q.医師臨床研修制度
A.「新医師臨床研修制度」が2004年から始まった。
研修医は自由に研修病院を選べるようになり、大学の医局に所属する必要が無くなった。新人の医師は症例が多い都会の大病院に集中し、大学病院や地方の総合病院は人手不足が深刻になった。

Q.医師不足対策には何があるか?
A.医師数を増やす
勤務医の労働環境を改善する
女性医師を支援する
医療連携を進める
看護師などの他の医療従事者と業務を分担する
地域の住民や患者と一緒に考えていく

偏在

医師の偏在

Q.診療科によるかたより
A.精神科、泌尿器科、皮膚科、整形外科、小児科は医師数が増えている。一方、外科と産婦人科は減少している。

Q.地域によるかたより
A.都道府県によって、2倍以上の格差がある。東京都、中国地方、四国地方、九州地方は比較的医師が多く、北海道、東北地方、関東甲信越、中部地方、近畿地方、沖縄は比較的医師が少ない。

受験する大学がある都道府県の医師数は確認しましょう。

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