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面接・小論文対策 脳死・臓器移植|医療・時事

面接対策の続きです。面接で聞かれやすい「臓器移植と脳死」についてQ&A形式でまとめました。
過去に時事問題を質問した大学やグループ面接がある大学を受験する方は、時事や医療ニュースをチェックしておきましょう。

臓器移植と脳死

脳死についての基礎知識

Q.脳死とは?
A.脳幹(呼吸や循環機能、意識など、生きるために必要な部分)を含め、脳全体の機能が停止した状態。事故や脳卒中などが原因で脳幹が損傷されると、脳の機能は不可逆的に失われ、回復する可能性はない。

Q.脳死判定の基準は何か?
A.深い昏睡、瞳孔の散大と固定、脳幹反射の消失、平坦な脳波、自発呼吸の停止の5項目。6時間後(小児は24時間後)に再確認する。

臓器移植についての基礎知識

Q.臓器移植とは?
A.病気や事故などが原因で悪くなった臓器を、他人や他の動物の健康な臓器と交換すること。臓器の提供者をドナー、臓器を受け取る者をレシピエントという。

Q.臓器移植の目的
A.ひとりでも多くの患者の苦しみを緩和して、尊い生命を救うことにある。

Q.条件
A.本人の生前の文書での意思表示(拒否の意思がない)ことと、家族の同意。
また、摘出や移植ができる施設は限定されている。

Q.問題点
A.次の3点
1.脳死判定は完璧ではなく、正確性や安全性にはまだ問題が残る。
2.臓器売買が行われる可能性があり、生命倫理上の問題がある。特に子供は臓器売買ビジネスや犯罪に巻き込まれやすい。
3.移植臓器を増やすために積極的に患者さんの治療を行わない風潮ができる可能性がある。

臓器移植法 臓器の移植に関する法律

旧臓器移植法

Q.制定、施行されたのはいつ?
A.1997年

Q.内容
A.臓器移植を前提にした場合のみ、脳死判定によって脳死を人の死と認めた。この法律によって、はじめて臓器移植が可能となった。

Q.問題点
A.本人の書面による意思表示と家族の同意が必須で、15歳未満の者からの臓器提供、親族へ優先して提供することは認められないなど、ルールが厳格だったので、臓器提供はあまり増えなかった。実際、2009年春までに行なわれた臓器移植は約80名のみであった。

新臓器移植法

Q.制定、施行されたのはいつ?
A.2009年制定。2010年施行。

Q.変更点
A.次の4点。
1.脳死は一律に人の死とされ、臓器提供の場合だけという条件が無くなった。
2.本人の書面による意思表示は不要となり、拒否の意思がない限り、家族の同意のみで臓器摘出が可能となった。
3.15歳未満の方からの臓器提供も可能となった。
4.親族に優先的に提供できるようになった。

Q.問題点
A.患者の意思表示が不要となったので、本人の人権をどう重視するか、議論の余地がある。また、家族が臓器提供に同意するかどうか判断しなければいけないので、家族の精神的な負担が大きくなった。

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